コンビニのくじ引きとお客様に楽しんでもらう演出の話

コンビニ勤めしている親戚から聞いた以前勤めていたコンビニチェーンと今と勤めているコンビニの違いの話が興味深かったです。

 

例えばイベントとしてお客様にくじ引きをしてもらうことがありますが、それ一つとっても全然違う!ということでした。そう言えば同じくじ引きでも、レシートへの印刷で自動的に出てくるクジと、店頭でクジの入った箱を渡して引いてもらうやり方。この2つでは後者の方が手間がかかりますが、当たりクジを持ったお客様が再来店する率も後者の方が圧倒的に大きいと聞いたことがあります。

 

日販が業界最高のセブンイレブンはその反応まで分析して、あえて手間のかかる後者のくじ引きを取り入れている、とか。

 


聞いたのはその箱から引くクジの運用の話でして、コンビニ本部からは複数の箱が送られて来て、その内の一つだけ当たりクジばかり入った箱、それ以外はハズレだけの箱なんだそうです。

 

 

そのハズレ箱に当たりクジを分散して混ぜて使うんですが、前に勤めていたコンビニではこれを均等に混ぜていた、と。

 

 

今勤めているコンビニでは半分のハズレ箱で当たりを使い切ってしまい、残りのハズレ箱は思い切って破棄してしまう。そうしてクジ引きキャンペーンを早々に切り上げてしまう。

 

 

カンタンな話ですが、こうした方が当たりが出やすくなるし、店内にいるお客様が当たりが出た瞬間を目にする機会が多くなるので、とても盛り上がるとのことでした。

 

聞けば、ふーんと思うだけの話ですが、これ店舗を運営しているとハズレを捨てるのを勿体なく感じたり、他店と違うやり方を採用するのに勇気が要ったりするものなんですよね。効率・無駄取りも大事なことですが、そればかり考えていると本部がPOSで対応してくれれば良いのに、とか、当たりクジも事前に混ぜといて欲しい、となりがち。

 

でもこんなちょっとの工夫でお客様が喜んだり、活気を自らの手で演出することが出来ます。その店の店長さんの方針か、そのコンビニチェーンの方針かは聞きそびれましたが、なるほど、という話でしたので紹介してみました。

このブログを書いた人

メオマサユキ

(株)アトムチェーン本部 店舗運営部長。「アトムのメオマサさん」で長く公式アメブロ「町の電器屋さんの小さな販促実践委員会」を担当。㈱アトムチェーン本部入社後、経理、法務、 加盟店相談、店舗開発、物流部長を経て、2023年3月より現職。