最適な商品をオススメした方が、結果として売りたい商品が売れる件

夏場は言わずと知れた町の電器屋さんにとっての繁忙期であるエアコンシーズン。毎年目の回る忙しさですが、黙っていても引き合いが来るこの時期こそ忘れてはいけないことがあります。それは、安易に売れる商品を売らないこと。

 

売れるものを売るのはある意味セオリーでもありますが、一方でこの猛暑の時期のお客様のニーズは「とにかく冷えればいい」とかそういうことが多くなってしまいがちです。結果、言われるままにスソ物(低機能品)から売れて行く。

 

先方がネットで調べてから来られたりすると、(そのつもりはなくても)言われたものをなるべく安く調達するだけの自販機のような商売になっている場合も・・・。今は良くても冬場になって、そうやって取り付けたエアコンが機能を果たせず、小さくない不満となって蓄積することもあります。

 

フリー素材「ぱくたそ」)

 

売れる商品があっても、売りたい商品にこだわった方が関係が続きやすい

実際にはエアコンなどの季節商品は在庫と納期をにらみながらの商談になるため難しい場合も多々ありますが、余計なことを言わなくても売れる時期ほどその「余計なこと」にこだわりたいものです。

 

売りたい商品とは自店の儲けや効率の良さ以上に、プロの目で見てその方の生活に最適かどうかということ。

 

1日で一番長くおられる部屋だけは、ランクを上げて暖房性能まで考慮した商品の方がいい、であったり、そこまで使わない部屋であれば、家計の状況次第ではランクダウンをオススメする場合もありますよね。

 

お客様には当然、希望があります。そして特にこの時期は状況やニーズを考慮しなくても、言われるまま商談をすすめた方が早い場合も確かにあります。でもそれだとネットや量販店と何ら変わらない、もっと言えば数年先にはAIに取って代わられるかも知れない仕事なわけで。

 

手間を掛けたくない時期ほどほんのひと手間を惜しまずに関わることが出来れば、お客様にとってもお店にとっても満足できるものが売れ、結果として関係自体も長続きするものになって行くのだと思います。

このブログを書いた人

メオマサユキ

「アトムのメオマサさん」で長く公式アメブロ「町の電器屋さんの小さな販促実践委員会」を担当。㈱アトムチェーン本部入社→経理担当3年→ 加盟店相談員 兼 公式ブログ5年→店舗開発担当1年→2018年から物流部長。これからどーすんのか、本人も分かってない?